vol.01 陰ヨガってどんなヨガ?
このページでは【陰ヨガについて】簡単にご紹介していこうと思います。
一般的に知られている呼吸と動きを連動させていく、比較的エネルギッシュな陽ヨガ(アシュタンガ、アイアンガー、フロー系など)に対して、陰ヨガは静かにじーっとひつのポーズをキープしていくヨガです。そうすることにより、心身ともにより深い部分へアプローチしていくことができます。また、東洋医学がベースとなっているので、経絡も意識していくことができます。
ひとつのポーズを長くキープするのはキツそう、そ感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、ポーズを楽に保てるよう様々な補助具(プロップス)を使っていきます。陽ヨガの様に、力を使って筋肉に働きかけるというより、自重を使い緩めていくどちらかというと受け身(受動的)なヨガです。
プロップスの例)
クッション、枕、ブランケット、タオル、ヨガベルト(手ぬぐい)、ブロックなど、自宅にあるものでも使えるものが多くあると思います。
▶︎陰ヨガってどんなヨガ?
基本は座っているか、寝ているか。
出来る限り筋肉の力を抜き、1つのポーズを3〜5分静かにキープしていきます。
▶︎陰ヨガの効果は?
●関節の可動域を広げる
筋肉だけではなく、深層部にある靭帯や腱、筋膜などの結合組織に働きかけ、関節の可動域を広げることができます。
●氣の巡りを良くする
陰ヨガは東洋医学がベースとなっていますので、経絡に働きかけ氣の巡りを整えます。五行論などに基づき、季節や臓器に対してのアプローチが出来るのも面白いところです。
●自分をみつめる時間
ひとつのポーズを長くホールドしているので、自然と自分をみつめることに繋がります。瞑想的なヨガとも言えるでしょう。
初めての方でも無理なく、自分の状態にあわせてできますし、日頃体を動かしている方は、普段なかなか意識を向けられないような深い部分へ意識を向けることができるでしょう。
じっとしているとはいえ、自分の内側では様々な変化が起きています。それも陰ヨガの醍醐味!
人それぞれですが、今までなかなか解れなかった場所が、スルスルっと楽になる方もいらっしゃいます。さじ加減で、ゆったりでもあり、キツくもなる、とても自由なヨガです。
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