[雀始巣]春を知らせてくれるもの
こんにちは、kahoriです。今日3/24日は七十二候の[雀始巣 スズメハジメテスクウ]雀が巣を作り始める頃にあたります。伊那谷も、日に日に暖かく風も穏やかになっていますね。少しずつ、野山にも色味を感じられ、この季節は特に植物の成長には目を見張るものがあります。
一昨日(春分3月20日)は、少し遠くで鶯が鳴き始めました。山から降りてきたのでしょうか。もう少しすると我が家の周りでも鳴き始めるのだと思います。また、薄荷が芽を出し、地を這っていたカレンデュラやカモミールなどのハーブも立ち上がりはじめました。
遡ってみれば、立春2月4日頃には、ノカンゾウ、フキノトウがが顔を出していましたよ。
こうしてみると、毎年毎年、暦に合わせて自然界は様々な動きをみせています。そして、それらは不思議なくらいにぴたりと当てはまることが多いのです。
因みに、日本の気候風土に合わせて72等分した七十二候で3/16→20日頃は
[菜虫成蝶 ナムシチョウトナル]にあたります。この頃、今年最初の蝶を見ました。
群馬生まれの夫が、伊那谷は暦にそった季節を感じられる場所だね。と言っていました。
ほんとにそうだな、と日々感じます。 ”季節の移ろいを感じられること” それは小さな植物がこっそりと頭を覗かせることかもしれません。見落としてしまうくらいに小さな変化かもしれませんが、「やあ、こんにちは!」を声をかけてあげられる余裕を持ちたいものです。
春は何かと忙しい時期ですが、この美しい季節を楽しみましょう。日本に暮らすことの楽しみをみつけましょう。
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